Rocky Raccoon             204
 John Lennon & Paul MacCartney
 
 収録アルバム 1968
 THE BEATLES (White Album)

ダコタの黒々とした山地のあるところに
ロッキー・ラクーンという若者が住んでいた
ある日 彼女が別の男と駆け落ちした
ガツンと一発くらった若いロッキーは怒り狂って
こう言った "アイツをやっつけてやる"
そこで彼はある日町へ出掛け そこの宿屋に部屋をとった

ロッキー・ラクーンが部屋に入ると
そこにはギデオンの聖書が置いてあった
ロッキーは銃を持って来ていた
恋敵の脚をブチ抜いてやるためさ
彼が惚れた女をかっさらって
彼の夢を粉々に砕いた憎い恋敵だ
女の名前はマギルといったが 彼女は自分をリルと呼び
みんなは彼女をナンシーと呼んだ
さて 彼女はダンという恋人と一緒に
隣の部屋でホーダウン・ダンスを踊ってた
ロッキーはそこに踏み込み ニヤリと笑ってこういった
"ダニー・ボーイ 決闘だ!"
ところが 先に銃を抜いて撃ったのはやり手のダニエル
ロッキーは部屋の隅にくずれた

そこへジンの臭いをプンプンさせた医者がやって来て
一眠りしようとテーブルの上によじのぼった
"ロッキー 強敵だったようだな"
ロッキーは答えた"ほんのかすり傷だよ 先生
放っとけば そのうち治っちまうさ"

ロッキー・ラクーンはすごすごと部屋へ退散し
そこにギデオンの聖書を見つけた
ギデオンがチェックアウトする時に置いていったに違いない
善良なロッキーの復活に役立つように
Insturuments Date

Guitar :Epiphone Texan
Bass G :Rickenbacker 4003
harmonica :Tombo UNICA Formal
MTR:Zoom MRS1266
Microphone:Marshall MXL 992
Mixing :Tera Sutcliffe

 ポールお得意のノベルティ・ソング。ウェスタンをパロディにしたカントリー風の曲である。ラクーン(アライグマ)の帽子をかぶったデイヴィー・クロケットのような人物をイメージして作ったという。彼は「ギデオンの聖書」のくだりがお気に入りのようで、
  主人公がギデオンの聖書を見つけて、「ギデオンという奴が、次にやってくる奴のためにこの聖書を残しておいたのかも知れない」と考える部分が気に入ってるんだ。ギデオンを登場人物にするアイデアがいい。意味を理解すると、その突込みが分かるだろ。すべては愉快な話なんだ。もちろん医者は酔っ払ってるし。
と語っている。
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0R0-0879-9

DATE 2014,11,05  minute 3:32
なんとも早口な歌詞と、ジョンのハーモニカに手こずりました(;´Д`A
著作権の関係で歌詞ではありません。あくまで曲のイメージです