■Do It Yourself!■

家を建てると様々な諸費用がかかります。金額の大きいものとしては、外構工事費用、住宅ローン手続き費用、家具、家電類、カーテン類の費用、引っ越し費用、登記費用などです。自分でやることにすればこれらの費用を減らす事ができます。上手く出来なくても思い入れや思い出の数は測り知れません。

 1.塗装工事を自分でやる 外壁の塗装となると仮設足場などが必要になり、また塗装道具等が本職用になると高価である事を考えると無理はありますが、内部の塗装仕上げならば素人でもコツさえつかめば誰にでも出来ます。道具もさほど高価でないので気軽に施工する事が出来るでしょう。ただし、床等の内装が出来上がってからだと、その養生が大変になって来るので、床仕上げの前に済ませた方が良いでしょう。
 2.左官工事を自分でやる 左官工事も素人が出来る工事の一つです。施主が自分で塗った壁と本職が塗った壁とは当然出来上がりは違いますが、自分で塗った壁の方が遙かに思い入れがあって価値があると思います。工事を全て終わらせるのではなく、一応住めるような状態にしておいて、住みながら休日ごとに壁を仕上げて行くのも良いでしょう。あくまで趣味の一環として、竣工を焦らずに愉しみましょう。ただし、一人でするとなると少しめげるので、複数でワイワイやった方が気が楽だし、愉しめるとおもいます。
 3.外構工事を自分でやる  デッキの製作や植栽はガーデニングの延長として自分でやるのも良いでしょう。自分で計画して自分で施工するのは素晴らしい事です。カーポートなんかもホームセンターで安く購入して自分で組み立て、施工する事も可能です。
引っ越した時が竣工ではなく、自分なりに手を加えて育てて行きましょう。時と共に育って行く子供のように
 4.家具や備品を自作 日曜大工のノリで家具も自分でつくってしまいましょう。下手でもいいのです。あまり難しいことをせずにシンプルな構成とするのがコツ。また以前に使用していて不要になった物を利用して、別の物に改造するのも良いかと思います。カーテンなどの備品は意外にお金がかかります。裁縫が得意なら自分でつくってしまいましょう。でも最近はスーパーなんかでレディメードした方が逆に安く付くかも知れませんが。
 5.表示登記を自分でやる 建物の表示登記は個人でも申請することができます。ただ簡単な図面(縮尺のあるシングルラインの線画)を書けないといけませんが、設計図書を添付されると良いでしょう。図面さえあれば法務局の人があれこれ教えてくれますので、それに沿って申請書類を用意するだけです。土地家屋調査士費用約8万円を節約できます。




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