◆Lucy In The Sky With Diamonds 制作記◆
思いがけず難産でした。さすがにサージェント・ペパーズ...難し過ぎます。   Download

 ビートルズの実験音楽としての最終到達域のようなこのアルバム。色んなアイディアが盛り込まれています。特にこの曲は「色を音楽で表す」みたいなイメージがありますね。赤や黄色や緑やピンク...
曲と共に流れるフィルム映像を見た所為で余計にそう思い込んでしまってるのかも知れませんが、ルーシー=カラフルというイメージがあります。
さて、制作についてですが、実はこの作品、昨年末から手掛けておりました。録音の方法としましてはビートルズがやった手法通り、一旦オリジナルのピッチでオケ録音を行い、ヴォーカル、コーラス収録用にオケを半音下げるピッチ調整を行います。その半音下がったオケでヴォーカルの収録を行い、逆行程で半音上げて元に戻すというやりかたです。
オケはジョージのリードギター音を捜すのに少し手間取りましたが、それ以外は割とスムーズに行きました。いつもながらTeraの作るベーシック・トラックは完璧です。年内に録り終えていたオケが、年初めに半音落ちのオケになって帰って来ました。
よしよし、これに歌、コーラスを入れてと...「Picture yourself in a boat on a river...」回転操作を施したあの特徴あるジョン・ヴォーカルの音にどれだけ迫れるのか楽しみです。
                                                  

1月の終りにラフ・ミックスが送られて来ました。どれどれ、胸の高鳴る思いを押さえて聴いてみました「Pucture yourself in a〜」あれぇ..?こんなにテンポ外してたかなぁ...?私のボーカルが0.2秒くらいずうっと遅れてるんです。曲の半ばに行くとちゃんと合ってます。Teraに訊くと、やはり回転操作の後遺症なんだそうです(笑) 例えば100に90%を掛けたモノをまた100に戻すには1.1111・・・となるようにどうしても誤差がつきまとうのだそうです。解ったような解らないような...(^0^)>
アナログでやると素直に出来るのでしょうが、それをデジタルでやろうとするとこうなるようです。回転操作で声質がいい感じになっているのに残念です。「部分部分を切り離して、オケに合わせて貼り付けられないか?」などとアナログ思考の私は簡単に言ったりしますが、どうもそのような簡単で単純な事ではないようです。そりゃそうですよねぇ(笑) そんな簡単に出来るものなら、始めっからちゃんと出来てるって言われそうですが、Teraは何も言いません(^_^;)
いやぁ、あのーUFOなんかが原始的な地球の電波によって墜落したりするのと同じで、進化した者にとって原始的な思考が盲点だったりなんかして...(←誰が宇宙人やねん)とまぁ、老婆心ながらそう思っただけなんですけどね...
ははは
そうして手作業でどうにかならないかと試行錯誤しているうちにTeraの機材が故障(^_^;) 完璧に暗礁に乗り上げたと言いますか、頓挫したと言いますか(;´Д`A なんか呪われた感があります。途方に暮れるTera...○| ̄|_
ゴ〜ン 
本当に埒が開かなくなって来ました。そこでズレてるよりはマシかとオリジナル・ピッチで再度ヴォーカルとコーラスを録り直し、以前の回転操作したものと合わせて再度Mixしたのが現在の作品です。惜しくもメイン音声はノーマルのままですが、なんとか雰囲気は出てるかなと思ってます。
何だかんだとオケ録開始から2ヶ月も掛かってしまいました。

                                                   2008,02,25 

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